悪魔の微笑み

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気味が悪くなったが、いたずらメールだと思い気にせず、携帯を閉じベッドに飛び込むように横になり静かに目を閉じた。 静かな夜は虫の鳴き声や川のせせらぎが聞こえる。 あと聞こえるものといえば、部屋の壁に掛かっている時計の針が一定のリズムで動く音がするくらいだ。 寝ようとしていたが、なかなか眠りにつけず時計の針がゆっくりと回り続ける。 ようやく眠りにつけるかと思った時、再びあの音が静かな夜に邪魔をした。 敏感に反応するように目を大きく開き、身体を起こし薄らと見える時計の針を見ると、真上で重なっている。 「0時かぁ……」 机の上に置かれた携帯を取り、ベッドに腰掛けて携帯を開くと、再びあの光が俺の顔を照らした。 受信ボックスを開くと、背筋が寒くなった。 「なんなんだよ、いたずらにしても限度があるだろ」 俺が見たメールの内容は……
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