プロローグ

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一片の曇りもない心優しき精神の持ち主 シャンディアの民だからこそ オーバースピリッツの絶大な力を制御し扱うことが出来たのだが 欲望という不純な曇った心では 力は暴走し扱った者の心を飲み込みながら 大爆発を起こしてしまうのだった…。 聖戦という言葉を旗に掲げ 略奪や戦いを繰り返しながら大きな国となった超大国…。 …………アクアード。 この地で最初に大爆発を起こした事から [アクアードの業火] と呼ばれる事になった。 この無秩序な大爆発は三度この星を痛め付けることになる 半径一万キロメートルにも及ぶその途方もない大科学反応は 生物を塵と変え この星に溢れていた建物や物資をこと如く破壊し 山や木々は全て燃え尽き、海 川 湖 水分などは全て蒸発した。
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