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「じゃあ、早速買い物頼んでもいいかしら?今日の夜と明日の朝とお昼の分。」
美弥が腰に手を当てて言う。
「おうよ、何を買ってくればいいんだ?」
黎人が親指を立てて言う。
「今から」「決める。」
糸川姉妹も出てきて言う。
「じゃあ、決めてる間に風呂掃除しちゃうよ。」
李々亜が男子に立つように促す。
「お風呂!!男子が買い物に行ってる間に女の子皆ではいらない?」
美弥が飛び跳ねながら言う。
女子がみな頷く中、李々亜だけは
「私は、ちょっと・・・」
と渋っていたが、誰も聞いちゃいなかった。
「まぁ、なんにしても。」
黎人がさわぐ女子を眺めながら呟く。
「やっとらしくなってきたな。」
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