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「負けるわけにはいかないぞ源内!!」
恭介が振り返って叫ぶ。
「おう!」
源内がさらに走る速度を上げる。
それに合わせるように恭介も風を強くする。
「なんの!」
「負けませんよ!」
それに黎人と凌も笑いながら続く。
「もっと速度あげる?」
「あんまりやると、また、止まれないぞ。」
「俺さ、ロケットエンジンみたいなこともできるんだぜ?」
「おい、危ないからやめろよ!!」
「後ろに走ってる僕達焼死しちゃいますよ・・・」
楽しげに会話をしながら、夕焼けの道を4人はかけていった。
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