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「怪我しなきゃいいんでしょ!!だいたい、私着替えも何も持ってきてないし!」
「持ってきたよ?」
美弥が可愛らしいパジャマを李々亜の前に差し出す。
「・・・見せたくないの。今日知り合ったばかりの人なんかには。」
李々亜が悔しそうに奥歯を食い縛りながら言う。
「・・・私たちは、仲間。男は、信じなくても・・・良い。でも・・・私たちは、信じて。」
春子が静かに言う。
「・・・そういうわりには、恭介と仲良かったよね?」
美弥が春子に言う。
「彼は・・・何も、言わなかったから・・・」
春子が手を胸の前でもじもじさせながら言う
「最初は・・・無知、なのかと・・・。でも、メイちゃんとの会話・・・違った。」
そう言ってうつむく。
「私は、あなたたちを・・・信じる!だから・・・言うし、見せる・・・」
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