夕刻・入浴

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その後ろ姿を見ながら、美弥が言う 「いいよねー・・・ハルちゃんスタイル良くて。」 「あなたも」「十分」 糸川姉妹が美弥に向かって言う。 美弥も、ハルと違ってモデルのように線の細い体をしていて、十分いいスタイルだった。 「私の前で、スタイルの話しないでよ。・・・それなりにイヤなんだから。」 そういって、李々亜が顔を半分湯船につけてブクブクと泡をたてる。 「私達と」「メイちゃん」「なんて」「どっちつかず」 「いや、まぁ、そうだけど」 糸川姉妹とメイが凹む。 と言っても、この3人が一般的な高一なのだが。 「・・・別に・・・気にすることじゃ、ない」 春子が風呂に浸かりながら言う。
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