夕刻・入浴

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「そうは言っても、やっぱりスタイル良い方がもてるよ。」 メイが言う。 「別にもてなくてもいいもん!!」 李々亜がむくれてそっぽを向く。 「まぁ、隊内で恋愛とかしづらいでしょうね。」 メイが言う。 その言葉を聞いた糸川姉妹が美弥に迫る 「美弥さんと」「恭介さんの」「関係は」「「どうなんですか?」」 「ホントに、ただの友達よ。小中とずっと一緒だっただけよ。」 美弥が淡々という。 「そろそろ、でようよー」 李々亜がお湯をパシャパシャ飛ばしながら言う。 「でましょうか。」 窓から夕焼けを眺めながらメイが言う。 皆が湯槽からあがり、脱衣所へ向かう。 「ねぇねぇ、さっき言ってたマットって滑り止めの?」 李々亜が春子に尋ねる。 「・・・いえ、むしろ・・・滑りをんぐ」 春子の口をメイと美弥が塞ぐ。 「「余計なこと教えないの!」」 「あなたも」「聞かないの。」 糸川姉妹が李々亜の耳を塞ぐ。 姦しく騒ぎながら、彼女達は脱衣所に消えていった。
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