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そのまま恭介に引きつられて外の台車まで行った3人は絶句した。
そこには、彼女達が予想していたよりも圧倒的に多い荷物があった。
主に米だが。
「・・・なにこれ?」
美弥が恭介に尋ねる。
「米と小麦粉だ。一番大きいのだろ?」
「あぁ、確かに、そう書いたね・・・ていうか、それよりもさ。」
美弥と糸川姉妹が足元に目を向ける。
「なんで」「彼らは」「こんなに」「疲れてるの?」
そう言って、糸川姉妹は地面に汗まみれで這いつくばってる黎人たちを指差す。
「はぁ、帰り、はぁ、走った、んだよっ」
黎人が息も絶え絶えに答える。
「おれ以外はね。」
恭介が笑いながら言う。
「・・・そう。」
なんとなく悟った美弥はそれだけ言うと台車の中から適当に荷物を取る。
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