六刻…

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「わぁ~爽くんが来てくれたなら、退屈な勉強も楽しくなるよ!」 「そ、そうか?」 目を輝かせて言うマルク その輝きに思わず目を反らす 一瞬…俺…マルクのこと可愛いと思っちまった… 「あ~あ~今から冬休みが楽しみだな~」 「その前にもいろいろ楽しいことがあるだろ。例えば体育祭とか文化祭とか」 「僕、文化祭は良いけど体育祭はイヤッ!走るの嫌い」 さっきまでのご機嫌なマルクはどこえやら 頬を膨らませてプイッと顔を反らす なんだかこういう子供っぽい仕草が、似合い過ぎてるよなマルクって… 俺達は二学期の盛りだくさんな行事の話しで盛り上った
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