楽屋

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「後少しで、入場です。」係員は時雄の楽屋をノックした。 (姉さん、もうすぐだよ。やっと2人一緒になれるよ。楽しみだなぁ。あの時は、ごめんね。楽にしてあげられなくて。あのジジイとババアが邪魔しなければ、一緒になれたのに。) 「姉さん、待っててね」そう呟き、時雄は楽屋を後にした。
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