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僕の名前は、海棠沁璢(カイドウ サグル)
このレジデンスシティーで、一人暮らしをしている学生だ。
いつもと同じ僕は、通学のために公共のバスに乗り、僕の通う専門学校へと通学途中だった。
いつのまにか、僕は、バスの窓際で寝てしまっていた。
そのうち、僕は、バスの運転手のアナウンスで浅い眠りから覚めた。
<バスの運転手>『次は、レジデンス海底トンネル前……レジデンス海底トンネル前、お降りのさいは、ボタンを押してお知らせ下さい』
僕が、そのアナウンスを聴いてボタンを押そうとしようとした時だった。
ズドドドドド工事現場に響くような大きな音と共にバスが一瞬中に浮き左右に大きく揺れた。
それに、伴いバスはハンドルを捕られ横向に横転した。
そして、僕は、その衝撃で気絶をしてしまった。
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