別格20番 大瀧寺

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大瀧寺(おおたきじ)  徳島県美馬郡脇町   四国八十八ヶ所総奥ノ院 求聞持修法遺跡   御詠歌     霊峯の岩間にひらく法の道   厄をながして   衆生ぞすくわる   宗派 真言宗御室派・準別格本山   本尊 西照大権現   開基 行基菩薩   真言 南無西照大権現 奈良時代(神亀3年)、行基菩薩が、塩江より御登山になり、阿讃山脈秀峰に一宇を建立し、阿陀三尊を安置した。 平安時代の初期、延暦(788)、弘法大師も「三教指帰」と言う大師の著書に記載されている様に「求聞持修法」をしている 弘仁6年(806)大師42歳、2度目の登山の時に、現世の男女厄難消除、万民安楽の為に、西照大権現の御尊像を安置し、法華経を一石に書き、男女厄流しの秘法を修した。 天安2年(858)聖宝尊師(理源大師)が登山され、高野槙を御手植えになり、男女厄除厄流の大護摩を修法した。 その法が今に伝わり、厄流しの寺として有名である。 88ヶ所大窪寺との関係が深く、東大窪寺、西大瀧寺の名で呼ばれ別格20ヶ所中で最も高い海抜946mの大瀧山上にある。 大瀧寺 朱印  image=370399656.jpg
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