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大瀧寺(おおたきじ)
徳島県美馬郡脇町
四国八十八ヶ所総奥ノ院
求聞持修法遺跡
御詠歌
霊峯の岩間にひらく法の道
厄をながして
衆生ぞすくわる
宗派 真言宗御室派・準別格本山
本尊 西照大権現
開基 行基菩薩
真言 南無西照大権現
奈良時代(神亀3年)、行基菩薩が、塩江より御登山になり、阿讃山脈秀峰に一宇を建立し、阿陀三尊を安置した。
平安時代の初期、延暦(788)、弘法大師も「三教指帰」と言う大師の著書に記載されている様に「求聞持修法」をしている
弘仁6年(806)大師42歳、2度目の登山の時に、現世の男女厄難消除、万民安楽の為に、西照大権現の御尊像を安置し、法華経を一石に書き、男女厄流しの秘法を修した。
天安2年(858)聖宝尊師(理源大師)が登山され、高野槙を御手植えになり、男女厄除厄流の大護摩を修法した。
その法が今に伝わり、厄流しの寺として有名である。
88ヶ所大窪寺との関係が深く、東大窪寺、西大瀧寺の名で呼ばれ別格20ヶ所中で最も高い海抜946mの大瀧山上にある。
大瀧寺 朱印
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