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極楽寺(ごくらくじ)
徳島県鳴門市大麻町
日照山(にっしょうざん)
無量寿院(むりょうじゅいん)
御詠歌
極楽の弥陀の浄土へ
行きたくば
南無あみだぶつ口ぐせにせよ
宗派 真言宗高野派
本尊 阿弥陀如来
開基 行基菩薩
真言 おん あみりた
ていせい からうん
大師がここを第二札所としたのは弘仁6年(815)のこと。
本尊の阿弥陀如来は、座像で大師の作。左右の脇士、釈迦如来、薬師如来は行基の作。
本尊は、当寺に留錫された大師が37日間、無量寿の秘法を厳修された時、その結願の日に出現した阿弥陀如来の尊影を拝しそれを刻んで安置したもの。
ところがこの像から発する光が遠く海原にまで達して漁や航海の妨げになったので、前面に人工の山を築いて遮ったと言う故事から、日照山と号したと言う。
その後、天正年間の長曽我部の兵火に遭って、寺は焼失した。本堂が再建されたのは万治2年(1659)である。
極楽寺 朱印
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