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登る事に集中すると、疲れるので、のんびりと森林浴を満喫し、参道の草や木を愛でながら、登りました。
すれ違う、お遍路さんと自然と｢こんにちわ｣と笑顔で挨拶が出来る様になります。参道を一歩上がる度に、自分の中から｢大変ですね。お疲れ様です｣の気持ちが湧いて来ます。皆さんそうなのかも知れませんね。
半分位登った所に、山門があります。他のお寺と違い小さな山門です。
その山門から、お不動さんの石像を見上げる様になります。登る時には、険しいお顔なのですが、降りる時には、優しいお顔になっています。
こちらの気持ちが、お参りをする事で穏やかになったのでしょう。仏像を見ていると鏡の様に、自分の心が写し出されています。
参道 くこの木
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