第45番 岩屋寺

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岩屋寺(いわやじ)  愛媛県上浮穴郡久万高原町   海岸山(かいがんざん)   御詠歌     大聖の祈る力のげに岩屋   石の中にも極楽ぞある   宗派 真言宗豊山派   本尊 不動明王   開基 弘法大師   真言 のうまく さんまんだ    ばざらだん せんだ    まかろしゃだ そわたや    うん たらた かんまん   弘仁6年(815)、弘法大師が霊地を探して、この地に入山したところ、法華仙人と呼ばれる女性に出会う。   大師に深く帰依した仙人は、山を大師に献上して往生を遂げた。   大師は、木像と石像の2体の不動明王を刻み、木像は本堂に安直し、石像は、奥の院の岩窟に秘仏として封じ込め、この山全体を本尊とした。   本堂右側の山は金剛界峰、左の鐘楼門に面する山は胎蔵界峰と名付けられ、国の名勝に指定されている。   奥の院のセリ割禅定に参拝するには、納経所で鍵を借り、約30mの絶壁を太いロープで登り、鉄の鎖と木製のはしごで、更に登ると、頂上に白山権現が祀られている。   岩屋寺 朱印  image=279877714.jpg
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