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これに対してブッダは、
「神秘的な人間などこの世にいないよ」
「わたしは、ごくふつうの人間だ。悩み苦しみ恐れる、ふつうの人間だ」
「苦しみを乗り越えようと修行することが、わたし自身を育ててくれたのだ」
「わたしが、ふつうの人間でなければ…修行もできなかっただろう」
「ただ…人生最初の記憶は、何かあたたかい雰囲気に包まれていた思い出だ。きっと母が、生命の誕生を喜んでくれた心が伝わったのだろう」
「よく憶えてはいなくても、ずっと感じ続けてきたのだ。生命そのものを慈しむ心を」
と応えたのです。
浄瑠璃寺 境内
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