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甲山寺(こうやまじ)
香川県善通寺市弘田町
医王山(いおうざん)
多宝院(たほういん)
御詠歌
十二神味方に持てる戦には
己と心
甲山(かぶとやま)かな
宗派 真言宗善通寺派
本尊 薬師如来
開山 弘法大師
真言 おん ころころ せんだり
まとうぎ そわか
平安時代の初期、弘法大師が善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍建立の霊地を探していた。
甲山周辺を歩いていた時に、岩窟より現れた老聖者が｢私は昔からこの地に住み、人々に限りない福徳を与え、仏の教えを広めてきた。是非、堂搭をこの地に寺を甲建立すると良い。そうすれば、その寺は私がいつまでも守護するであろう｣と告げた。
歓喜した大師は、すぐに石を割って、毘沙門天の尊像を造り、山の岩窟に安置したのが甲山寺の始まりである。
甲山寺 朱印
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