337人が本棚に入れています
本棚に追加
石段を上がり、山門の前で看板が目に止まりました。
財が無くて
悩む者は
財があっても
悩む
母が、このタイプなんです。毎日「お金がない。お金がない」と聞かない日が無いんですね。
聞く度に「何で、必要以上のお金が欲しいのか?」と考えました。食べてるし、人様に迷惑かけてないし、雨風しのげてるし、で聞く度に、お金に執着する事が無くなって来ました。
母は、何の為に必要かが、解らないで不安になるんです。無いよりはあった方が良いとは思いますよ。でも生きるにおいて最低限のお金があれば、良いと思うんですけどね。
母のタイプは、ある程度貯まったら、もっと欲しくなる。何時まで経っても、心が休まる時が無いのです。必要な分があると言う事を有難いと思える心を大切にしたいです。
看板
最初のコメントを投稿しよう!