第78番 郷照寺

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一遍(1239~1289) 持宗の開祖。空也の踊り念仏を受け継いで念仏を全国に広めた。 全国を遊行したので遊行上人、何もかも捨てて阿弥陀仏に帰依したので捨聖とも呼ばれる。 遊行とは、僧侶が各地を遍歴しながら修行や布教をする事。 熊野に立ち寄った時に、阿弥陀仏を本地(本来の姿)とする熊野権現から「人々の往生は阿弥陀仏の名によって定められており、信じているかどうかは関係ない」と言うお告げを受けた。 毎日6回同じ時刻に念仏を唱える念仏者を六時衆と言った。一遍は、これにちなんで自らの集団を「時衆」と名付け、ここから「時宗」の名が起こった。 郷照寺 御影  image=366219102.jpg
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