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天王寺(てんのうじ)
香川県坂出市西庄町
金華山(きんかざん)
高照院(こうしょういん)
御詠歌
十楽の浮世の中をたずぬべし
天皇さえも
さすらいぞある
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観世音菩薩
開山 行基菩薩
真言 おん まか きゃろにきゃ
そわか
弘仁年間(810~824)、大師が近くを巡錫のおり、霊気を感じて薬師如来を彫り、堂宇を建立したのが始まり。
当時は、妙成就寺摩尼珠院と言った。
後に、保元の乱(1156)に破れた祟徳天皇が、讃岐に配流され、この地にその遺骸が安置された事から、寺号を天王寺とした。但し上皇の御陵があるのは、第81番札所白峯寺。
天正の長曽我部の兵火にかかって全山焼失したが、天和2年2月に再興した。
さらに神仏分離令により一時廃寺となっていたが、末寺の高照院を合併して再興をはかり以後、高照院と改号した。
天王寺 朱印
![image=366221218.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/366221218.jpg?width=800&format=jpg)
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