第79番 天王寺

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天王寺(てんのうじ)  香川県坂出市西庄町   金華山(きんかざん) 高照院(こうしょういん)   御詠歌     十楽の浮世の中をたずぬべし   天皇さえも   さすらいぞある 宗派 真言宗御室派   本尊 十一面観世音菩薩   開山 行基菩薩   真言 おん まか きゃろにきゃ    そわか 弘仁年間(810~824)、大師が近くを巡錫のおり、霊気を感じて薬師如来を彫り、堂宇を建立したのが始まり。 当時は、妙成就寺摩尼珠院と言った。 後に、保元の乱(1156)に破れた祟徳天皇が、讃岐に配流され、この地にその遺骸が安置された事から、寺号を天王寺とした。但し上皇の御陵があるのは、第81番札所白峯寺。 天正の長曽我部の兵火にかかって全山焼失したが、天和2年2月に再興した。 さらに神仏分離令により一時廃寺となっていたが、末寺の高照院を合併して再興をはかり以後、高照院と改号した。 天王寺 朱印  image=366221218.jpg
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