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畜生道(ちくしょうどう)
禽獣漁虫や空想上の動物などが、ここに含まれる。「傍生(ほうしょう)」とも言う。他の5道のいたる所に生存するが、本所は海中とされ、そこから陸や空に広がったと説明されている。生前、悪業(悪い業因)を造り、愚癡の多い人生を送ったものが、畜生道に堕ちるとされる。
餓鬼道(がきどう)
餓鬼の鬼は死者(亡者)を意味する。住居は、はるか地底の閻魔王の支配領域。餓鬼道に住む亡者の全てが飢えているわけではなく、徳のある亡者は結構楽しい生活を送り、時には地上にも遊ぶが、多くは飢えても喉が針の様に細くて食べられず、あるいは糞尿や膿しか食えないなど、悲惨な境遇に苦しむ。
地獄道(じごくどう)
次に記載しますが、悪因のうちでも特に殺生等、特に罪の重いもの、また仏法僧に対する罪を犯した者などが堕ちる。
なお、六道の内、天・人・阿修羅道を「善道」
畜生・餓鬼・地獄道を「悪道」と大別する事もある。
法通寺より
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