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和希 「……包帯……いつも持ち歩いているの?……」
? 「……あっ…はい……私…少し…ボーっと…する事があって…ときどき…道でこけたり…自転車やバイクや車に跳ねられたり…するので…いつも……包帯を持ち歩いています…」
和希 「道でこけるのは…なんとなくわかるけど…自転車も…まぁ~たまには…しかし…バイクや車って…重傷になるじゃないか…運が悪かったら死ぬぞ!」
? 「あっ…心配してくれて…ありがとうございます………よいしょ…はい…これで…大丈夫です…」
包帯を巻き終えてこちらを見て、心配そうに倒れている守を見る…
? 「あの…そちらの方は…大丈夫…ですか…」
和希 「あっこいつ?大丈夫…大丈夫…こいつ…頭は悪いし馬鹿だけど…体だけは丈夫だから……」
守 「誰が…馬鹿だと…💢」
いきなり起き上がった守はこっちを睨んで…向かってくる
和希 「おお~自覚があったのか♪偉いな…守は…」
守 「てめえ~…しなす!!」
キレた守が…俺に向かってパンチを出してきた…俺もすかさず…パンチを出すが…
パシッ…パシッ
いつの間にいたのか…俺と守の真ん中に…女子高生が立っていた…そして…片手で両方のパンチを止めていた
和希 「……」
俺は驚いて言葉が出ない…しかし守は邪魔されたのにむかついたのか…その女子高生を睨み…
守 「どけよ!!邪魔するならあんたからやっちまうぞ💢」
といい俺に向けられるはずの拳を彼女に向けて出した…その瞬間!
ガシッ…ブン…
守の体は宙にまい…そのまま地面に叩きつけられた…大の男が女子高生に一本背負いをされた所を見てしまった…
守 「…………………」
ボーゼンと空を見てる守に彼女は少し笑顔になり…
? 「すみません…でもこんな所で喧嘩をしていると皆さんの邪魔になりますので…」
守 「…あっあんたは?」
光 「私の名前ですか?水無月光といいます…あなた達は?」
守 「池田…守…だ」
和希 「井上和希…」
楓 「……木村……楓…です」
光 「守さんに…和樹さんに…楓さんですか…よろしくお願いします。ところで皆さん…早くいかないと遅刻しますよ?」
守 「やっやべ!和樹ー急ぐぞー!」
和樹 「あっ…ああ…」
タタタタタ
楓 「………では…失礼します…」
タタタタタ
光 「………面白そうな人たちでした……ふふっ♪……また…………繰り返してしまうのかな…」
そんな事言って…光は自分の教室に向かった
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