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「あらアリス珍しいじゃない」 博麗神社には、霊夢がいた。縁側でお茶をすすりだらける。予想通りの状態だ。 「…作り過ぎたから、おすそ分けにきたのよ…」 そう言って、持ってきた袋を持ち上げてみせる。 霊夢の視線はお茶からクッキーに変わった。 ものすごく見ている 「そういうこと…、まあ、食べ物を貰えるのはありがたいわ」 「霊夢…涎が…」 「おっと」 ジュルリと涎を拭ったが後から後から溢れでている。 どれだけ食べ物に植えているのだろうか アリスは、心配になってきていたのと同時に、今日くる相手を霊夢にして良かったと思った。 「焦らなくてもちゃんとあげるわよ、というかそんなんで大丈夫なの?」 「大丈夫よ、3日たべなくても死ななかったから」 アリスはマジで霊夢が可哀想になった。 「…今度からもっとなんか持ってくるわ」 勢い任せに霊夢に抱きつく、抱きついた霊夢はかなり細かった。
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