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あの後、クッキーを霊夢に渡すと急いで食べ始めた。
逃げないからゆっくり食べればいいのに…と思ったがお腹がすいているのだから、急いで食べても仕方ないと思い直した。
「ん…やっぱりアリスのつくったクッキーは美味しいわね」
「そう、そう言ってもらえると嬉しいわ」
明らかに合わない緑茶と共に霊夢は、クッキーを食べる。アリスは紅茶を飲むかときいたが、緑茶がいいらしい。
よっぽど好きなのだろう。
「緑茶って美味しいの?」
「飲む…?」
興味本位で聞いてみたら、霊夢の飲んでいた湯のみを差し出された。
間接キスだとかまったく気にしていないのだろうか?
差し出された湯飲みを受け取りアリスはどうすればいいのか迷った。
飲んでもいいけど…でも…
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