プロローグ

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昔昔、あるところに黄ノ国という国がありました。 その国は悪逆非道で有名な国でした。 その国の頂点に君臨するは、齢14の王女様。 絢爛豪華な調度品に囲まれ、顔のよく似た召使を従え、愛馬のジョセフィーヌを飼っていました。 国民は高額な税金を払わされ、王女に逆らえば死刑でした。 これは、誰が悪者なのか、誰が正義なのか分からない、迷宮の悲しい哀しい物語。
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