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「帰れ!」
「…っ、でもさ」
「帰ってっつてんだろ!」
「っ、」
円華は下唇を噛み悲しい瞳をしていた。
「こらっ!隆弘!ここ病院よ!静かにしなさい。
ごめんんさいねぇ~このこイライラしているのよ~!
円華ちゃん………?」
「っあ、あたし帰りますね!お大事に!」
円華は走って帰って行った。
「もう、なんなのよ~あんた…………」
母親の声が遠くに聞こえる。
円華に当たった。
サイテ―な事ぐらい知ってた。
でも俺は自分をコントロール出来なかったんだ。
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