奴
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私は二人で飼いはじめた愛犬のゴエモンを抱き上げてベランダに走った マンションの下を見つめる 奴が大荷物を持って出てきたのが小さく見えた 「じゃあね!幸せになるんだよ!さよなら!」 9階のベランダから ゴエモンを見えるように抱きながら 私は泣きながら叫んだ 奴は私を見上げて 腕で顔を擦ると静かに歩いて行った 私は見えなくなるまで見つめていた
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