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「何話してるの?」
テストがもう返ってきたらしい青木と英治がこっちにきた。
「な、なんでもないわよ!それよりテストどうだったの、裕華、英チャン?」
「そんなに悪くはなかったよ。平均は70ぐらい」
「俺だって60ぐらいはあるぞ?」
「…」
「…」
「…」
剛士と紗恵と春雄は何も言えなくなってしまった。なぜなら二人のテストが思いのほかよかったのだ。
「おい、島崎!何してる!早く取りに来い!」
加藤先生がこっちを見ながら言う。
「ハーイ、今行こうと思ってました~」
紗恵が急いで先生のところに行く。
「紗恵、どうだった?」
青木が聞く。
「合わせて200もないと思う。でもいいけど♪」
紗恵が笑いながら言う。
「隆一はどうだったんだよ?」
半分寝かけてた隆一に英治が聞いた。
「ん、俺?合わせて70くらいだ」
「ハッハッハー!しょぼい!」
春雄が隆一を指さして笑う。
「剛士はどうだったんだ?」
英治が聞いた。
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