4人が本棚に入れています
本棚に追加
さっき何かがいたあたりには何もいない。
ここは二つの三階建ての建物の間。商店街なので路地裏も複雑に入り乱れている。
(もっと先に行ったのか?)
剛士は複雑な路地裏を進んで行った。
しばらく進むと行き止まりだった。辺りにはごみ箱や破れたポスターなどが貼ってあり、日の光があまり入ってこないので薄暗い。
(見間違いだったのか…)
剛士はそう思って商店街に戻ろうとした…その時、コンクリートで薄暗かった辺りが急に光りだした!
「な、なんだ…!?」
剛士は必死にその光から逃れようとする。
しかし、やがてその光は本郷剛士を包み込んでしまった。
最初のコメントを投稿しよう!