2.商店街

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さっき何かがいたあたりには何もいない。 ここは二つの三階建ての建物の間。商店街なので路地裏も複雑に入り乱れている。 (もっと先に行ったのか?) 剛士は複雑な路地裏を進んで行った。 しばらく進むと行き止まりだった。辺りにはごみ箱や破れたポスターなどが貼ってあり、日の光があまり入ってこないので薄暗い。 (見間違いだったのか…) 剛士はそう思って商店街に戻ろうとした…その時、コンクリートで薄暗かった辺りが急に光りだした! 「な、なんだ…!?」 剛士は必死にその光から逃れようとする。 しかし、やがてその光は本郷剛士を包み込んでしまった。
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