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あの時ああしていればと
もうどうにもできない事を何度思ったのか
後悔の波は静まらず
寄せては引いてを繰り返す
今背負っているもの全てほうり投げて
生きて行けたら
何も悩まず生きて行けたら
空の青が綺麗だと
海の水が冷たいと
当たり前の事に
幸せを感じ
頬を撫でる風が優しいと
降り注ぐ陽の光が眩しいと
刹那の中の永遠を見出だせたなら
どんなに困難な道も貴方となら乗り越えられる
雨にうたれる日
風に吹かれる日
拭えぬ痛みが導く丘からしか
見る事のできぬ景色
重ねた過ちが刻み付ける
若かりし堕落の跡
希望の裏側には
いつも絶望があった
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