†暴露†

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『淳子サン失礼ですけど、相手は豊クンですか?』 相手が不特定だったら 、と思って聞いた。 『豊クンしかいないよね…』 『じゃ最後にしたのはいつですか?』 失礼だとは思ったけど、 淳子サンが動揺してるんじゃ、何も始まらないと思った。 『12月の半ばか終わりの頃かな…』 私は大体で計算をした。 妊娠については勉強して来ていたから 少し知識はあった。 『淳子サン、間違いなく出来てますよ。もう2ヶ月になると思いますけど。今日帰ったら検査薬する事をお勧めします。』 『やっぱり…そーだよね…どーしよう。』 私は怒りで 『淳子サン、不安なのは分かりますけど!今こーしてる間も赤ちゃんは生きてるんですよ! しっかりしてくださいよ! まず検査薬です。やってください。』 やっと決意したのか 『分かった!ミドリちゃんの言うとおりよね… 今日帰ったらしてみるゎ!』 『今日、アタシ夜勤ですけど、夜メールしてもいいですから。何かあったら言って下さい。』 この日の夜勤は 豊クンとだった。
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