メイラン

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「……クリス?あのクリス・スチュワード?」 「知っているのか?」 紫月の反応をみた女王が少し身をのりだす。 「まさかこんな所にいたなんて」 「一人でブツブツ言わずに説明してくれないか」 痺れをきらしたように急かす。 「失礼、昔の知り合いですよ。弟弟子みたいな」 説明を聞いた女王が首を傾げる。 「それならば腕はいいのではないか? 貴様の師匠と言えばかの有名なロンベルク・ウェズレイだろう?」
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