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「知っているとは思うがうちは一つの部隊につき一人の鍛冶師だ。スミス爺さんが働いていたのは第14隊『天使』だ。よろしく頼む」
女王はそういって玉座を立ち謁見の間を出ていった。
「紫月様、こちらへどうぞ」
女王が去ったすぐ後、背後からの呼び掛けがあった。振り替えると召使らしき女性が立っていた。
「部隊までご案内させていただきます」
恭しく頭を下げると歩き始めた。
「問答無用でついてこいか」
紫月は頬を掻きながら歩き始めた。
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