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メイラン到着後、城の謁見の間に案内された。
「お久しぶり、女王陛下。おかわりないようで」
「ああ、久しいな。貴様は少しやせたか?」
メイランの女王、シー・メイランが玉座に座り紫月に声をかける。
「かもしれませんね、それで今日は一体どのような要件ではるばるメイランから部隊まで使って私をお呼びになられましたか?」
少しの皮肉を込めて女王に問い掛ける。
「その言葉遣い……まぁいい。いやなにちょっとしたお願いだよ。ブラックスミス紫月」
そう言って女王は不敵に笑った。
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