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「~~♪」
イヤホンから流れる音楽に合わせるようにして鼻歌を歌う青年がいた。
彼の名前はツバメ。
今、昇降口へと向かって階段を下りていた。
そして、昇降口へ辿り着く。
しかし、ツバメは歩みを止めない。
相変わらず、機嫌良さそうに鼻歌を歌うだけだ。
そう、彼は音楽に夢中で靴を履き変える事を忘れているのであった。
そして…
「止まれえええええ!」
ナギサの大絶叫。
「~~♪」
ツバメ、上靴のまま帰宅。
「え!?お、おい、ちょっ、待てよ!」
「~~♪」
「人の話を聞けえええええ!馬鹿ツバメえええええ!」
その絶叫にツバメば足を止め、イヤホンを耳から取り一言。
「…ナギサー、あんまり叫ぶと脳の血管切れるぞー」
「誰のせいだああああああああ!」
終われ。
ナギサは苦労人という話。
ツバメはマイペース。ずっとツバメのターン←←←←
うん、オチなんてない。
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