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私は、ベッドに寝っ転がると、和哉に、
『明後日、そっちに部屋を探しに行くよ!!』
とメールをしてから、眠りについた。
夜中2時頃に、和哉からメールがあったけど、私は、全然気づかず眠っていた。
女優を辞めたあの日から、私は、あまり深く寝ることができず、長くても3時間寝れたらいい方だった。
だけど、この日の夜は、6時間くらい寝ていた。
それは…和哉や康佑君の電話…
女優に戻りたいと言う私を許してくれた家族…
そんな、みんなの温かい心で、私の閉ざされていた心の扉が開いて、
心から安心できるようになったからだと思う。
これから、また、ハードなスケジュールに追われるかもしれない…。
そのスケジュールに身体がついていけるかは、分からない。
でも…そんな私を支えてくれる人がいるから、
私は、女優に戻ることに、もう、迷いはない。
どんなにハードなスケジュールでも愛する人達がいてくれるから…。
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