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正輝は、二人っきりに慣れる場所を見つけたらしく、嬉しそうにしている。
正輝:『そこで、Hしよう!』
彩音は、困った顔をする。
彩音:『船酔いするから、無理だよ…!』
正輝は、かなり落ち込んだ顔をする。
正輝:『彩音の身体の方が、大切だから…。
じゃあ、俺は、魚釣りに行くよ!!
いっぱい、魚釣ってくるからな!!』
正輝は、そう言って、納得し、釣り竿を持ち、魚を釣りに行く。
彩音は、しばらく、船に揺られていると、いつものように、だんだん気持ち悪くなってくる。
彩音は、その場にうずくまる。
正輝は、それに気付かず、釣りを楽しんでいる。
彩音が、吐きそうになった瞬間、悠司が、彩音のところにやってきた。
そして、彩音を優しく抱えて、立たせ、背中をさする。
悠司:『大丈夫か!?彩音…。
吐きそうなら、吐いちゃえばいいよ!!
無理したら、余計気分悪くなるから…。』
悠司は、そう言うと、優しく微笑む。
彩音:『ありがとう。』
彩音は、悠司に支えられ、船の外に顔を出す。
少しだけ海に向かって吐くような感じで…。
そのまま、身体は、うなだれたままにする。
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