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その時、正輝が、彩音の異変に気付いて、彩音のところへ来る。
正輝:『彩音、大丈夫か!?』
彩音:『あっ…うん…。』
彩音は、苦笑いをしながら正輝の方を見る。
正輝は、彩音に近づき、悠司に話し掛けようとする。
悠司は、正輝を睨み付ける。
悠司:『お前、彩音の彼氏なんだろ!?
だったら、何で気分悪そうにしてんの、気付かねぇんだよ!!』
正輝:『悪かった…。ありがとう、代わるよ!!』
正輝は、悠司に言われて申し訳なさそうにしながら、悠司と代わろうとする。
悠司は、そんな正輝の手を払い除ける。
悠司:『お前みたいな、自分のことしか考えてない奴なんかに、彩音のこと、任せられるかよ!!』
悠司は、そう言うと、正輝をキッと睨み付ける。
正輝も悠司を睨み付け、悠司の胸ぐらを掴む。
正輝が、殴ろうとすると、悠司は、顔ギリギリのところで、正輝の手を止める。
悠司:『本当のことだろうが!!
今、彩音が、船酔いしてんのに、自分の図星つかれたからって、喧嘩売ってんじゃねぇよ!!
彼氏なら…彩音のこと第一に考えてやれよ!!』
悠司は、彩音をお姫さま抱っこして、純也のところへ連れて行く。
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