🍀揺れる想い🍀

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彩音は、ソファに横になりながら、しばらく、悠司と仲良く話をする。 しばらくして、正輝が、船室に入ってくる。 正輝は、純也からクーラーボックスの場所を聞いて、お茶を持ってくる。 正輝は、申し訳なさそうな顔をしながら、彩音に近づく。 正輝:『さっきは、悪かった…。ごめん。 けど、お前が、昔、彩音にしたこと聞いてたから、つい頭に血が上っちまって…。 本当に悪かった。 彩音も気付いてやれなくてごめん。 俺、彼氏失格だな…。』 正輝は、すごく淋しそうな顔をする。 彩音は、正輝の手を握り締め、微笑む。 彩音:『何言ってるの!? 彼氏失格なんかじゃないよ!! ちゃんと、私のこと心配してくれてるじゃない!! それに、私の為に、お茶持ってきてくれたんでしょ!?』 彩音は、そう言って、正輝の持っているお茶を指差す。 正輝:『…ああ…これ…そうだった…!!』 正輝は、彩音に言われて、お茶のことを思い出し、彩音に渡す。 彩音:『ありがとう、正輝。』 彩音は、気持ち悪いながらも微笑む。
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