🍀揺れる想い🍀

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私が、部屋のドアを開けて、部屋の外へ行くと、監督から、 「カット!!OK!!」 と声がかかり、みんなは、急いで、ペンションの外へ出た。 そして、さらに、ビーチにでてからも、撮影は、続いた。 スタッフの人から、立ち位置などを聞いて確認したところで、監督から、 「本番用意…3、2、1…アクション!!」 と声がかかり、撮影が始まった。 ・ ・ ・ ・ ・ ビーチに出ると、悠司は来ていなくて、彩音は、海を眺めながら座って、悠司が来るのを待っている。 そして、15分くらいして悠司が来る。 悠司は、自分の着ていたシャッを彩音の肩にかける。 悠司:『それ…着てなよ…。遅くなって冷えたかもしれないし…。』 彩音:『早く来なさいよ!! 自分から呼び出しといて、待たせるって何様のつもり!?』 悠司:『ごめん…。でも…来てくれると思ってなくって、一度来てたけど、帰ろうとしてたんだ。 そしたら、部屋につく頃に、ふと窓の外見たら、彩音が出てくるのが見えて、急いで来たんだ。 本当にごめん…。』 彩音は、悠司を見つめる。 悠司の額からは汗がにじみ出ていて、息を荒げている。
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