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悠司は、海から目線をゆっくり、彩音に移し、彩音を優しく見つめる。
悠司:『もう一度、やり直してくれるなら、今度は、絶対傷つけない!!必ず幸せにする!!
だから、俺…と…んんっ!?』
彩音は、悠司の最後の言葉をかき消すようにキスをする。
悠司は、すごくびっくりした顔で、彩音を見る。
彩音M:“だって、悠司と付き合ってた頃…辛いこともいっぱいあったけど、楽しいこともいっぱいあった。
それに…悠司は、私が泣いてると、いつも優しくしてくれた。
私が、落ち込んでるときは、いつも一緒にいてくれたから…。
だから…悠司の本当の気持ちを聞いたら、すごく嬉しくて仕方なかった。”
彩音は、目に涙を浮かべ、じっと、悠司を見つめる。
彩音は、自分からキスをしたはずなのに、急に恥ずかしくなって、うつむく。
悠司は、彩音の顔をクイッとあげ、真剣な顔をして、彩音と見つめ合う。
2人は、3分間程の、やや長めのキスをする。
悠司:『…俺のこと許してくれるの!?
俺と、やり直してくれるの!?』
悠司は、真っすぐに彩音を見つめる。
彩音は、少し照れながら、しばらく黙り込む。
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