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ふぅ~。結構遠かったな。もう少し早く着く予定だったんだけど…
しかし、パンフレット見て思ったけど嫌にデカイなこの学校。
なんせ、東〇ドーム3つ分の敷地らしいしなぁ。
ちょっと早まったかな。
まあいまさらだし何とかなんだろ。
(基本深く考えない心であった。)
―――
――――――
「…中に入ったはいいが、寮の場所がわかんねぇ。
どうすっかなぁ。」
そんなことを考えていると
?「もしかして新入生?」
突然後ろから話し掛けられた。
「? はい。もしかしてここの先輩ですか?」
?「そう、2年だよ。迷ったの?」
「はぁ、寮まで行きたいんですけどなかなか行き着かなくて…」
?「まぁここデカイしね。始めはみんなそんなもんだよ。俺もそうだったし。
じゃ、着いてきて。案内するよ。」
そうゆうと、すたすたと先を歩き始めた先輩。
いい人だなぁ…
そんなことを考えていると、先輩がクルッと振り返った。
?「ほら、早く来なよ。」
はっ、いかんボーっとしてた。
俺は慌てて先輩の後を追い掛けた。
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