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それからも毎日机の事は続いた。
それだけならよかったが、朝、学校に来た幸恵の目に飛び込んできたのは衝撃的な場面だった。
いつも通り幸恵は机を戻そうと目を後ろにやると机がなかった。
そのかわりに角の方に逆さまになり、汚い雑巾やほうきが立て掛けてある机があった。
『まさか…』
幸恵は急いでその机を元に戻した。
そこには幸恵が机に鉛筆で描いた落書きの絵の他に油性のマジックで
"死ね" "気持ち悪い"
"消えろ" "クソ女"
などの非業中傷の言葉が沢山書かれていた。
まるで寄せ書きのよぅに…
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