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「ちょっとコイツまだ生きてるよ!」
「しぶて~!キャハハハハハ!!」
イジメグループの子達は幸恵を見て笑った。
「ゾンビかよ!!(笑)」
「マジ気持ち悪~(笑)」
その言葉は幸恵の頭の中にダイレクトに入って来た。
しかし幸恵の中でいつものような、悲しいや、悔しいといぅ気持ちはなかった。
「オイ、ちゃんと聞いてんのかよ!?
さっさとくたばれよゾンビ野郎!!」
イジメっ子の一人がそぅ言って幸恵の背中を蹴った時、幸恵の中で張り詰めていた細い糸が"プツン"とか細い音を立ててちぎれた。
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