3話 バリ三中

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「ぬぅわーぁぁぁ」 たった今、俺はとてもとても大きな壁にぶちあたっている、この気持ちをどこにぶつければいいのか?、取り敢えず俺は部屋の壁にぶつかってみた 「ドンドンうっせぇんだよ!!」 隣の部屋から姉ちゃんが飛び出してきた 「姉ちゃん頼む!携帯、携帯買ってくれ!」 俺が携帯を欲しくなった理由は昨日の晩のことだった 「やばいオカズが!オカズが!つきてきた」 すっかり手持ちのAVに見飽きた俺は、最近では乾電池を見るだけでボッキ出来るようになった 俺は皆と同じ人間のオカズでオナニーしたいんだよ! そんな時目に入ったのが携帯電話の雑誌だった これならばAV見放題、そして何より出会い系サイトを楽しめる そんなこんなで俺は今猛烈に携帯が欲しかった 「お前が持ってても友達いないから使わねぇーだろ?、どうせオナニーのオカズにするだけだろ?」 うっ、相変わらず姉弟の頭の中がシンクロしてやがる 俺は携帯を買って貰える理由を、高校生のときバターとマーガリンの違いとおす○とピー○の違いを原稿用紙に書かされた時なみに頭を回転させた
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