3話 バリ三中

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そうだ!最近防犯機能がついた携帯がある だから、最近変な人に後をつけられてるとか言えば心配して携帯を買ってくれるはず!さすが!俺は天才だ 「ち、違うんだよ姉ちゃん」 「最近俺をつけるストーカーまがいな変態がいるから防犯的な意味をこめて」 「そうね・・・・・・」 「って誰が朝から股間にミサンガつけとる変態の後つけるんじゃボケェ!」 しまった、童貞卒業できる願いをこめて縁起がいい、我がレクイエムに巻いたミサンガが逆にあだになるとは 「大体、美人でスタイル抜群の私の方が狙われるわよ」 「就職とかで自分専用の連絡先があると便利だからとか言うと思えば・・・」 「それ!それ!」 俺は姉ちゃんの方を指差して叫んだ まったく、自意識過剰な点を除いて相変わらず良いこと言う奴だ これで上手くいくと思ったが、ただ一つミスがあったとすれば俺が振り向きざまに指を差した反動で、人差し指が姉ちゃんの乳首を激しくプッシュしてしまったことだ。
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