110人が本棚に入れています
本棚に追加
ノアが扉の方へと顔を向けるとそこにはやはりディアムが居た。
やはりというのは、この部屋に入って来るのはディアムしか居ないからだ。
「ノア、待たせたな。寂しかったか?」
ディアムはノアへと歩み寄る。
するとノアはディアムに手を伸ばし抱き付いた。
「兄様…僕、独り…や…だぁ…っ」
そう言ってノアは泣き出す。
「ダメだ…ノアは個室(ここ)に居ないといけない…すまない…」
ディアムは抱きしめ返し、ノアの体に口付けた。
――あぁ…僕はまた…兄様に…汚される…
僕に綺麗なんて言葉は似合わない…
外も…
中も…
僕の体は【兄様】だらけ…
「ノア…気持ちいいかっ…?」
「やっ…だっ…ぁ…んっ…」
ノアは後ろからディアムに犯される。
――助けて…っ
こんなのもうイヤだ…っ
「あっ…!?やぁっぁぁ!!」
この行為は…
僕の…
心も…
体も…
朽ち果てさせる…
最初のコメントを投稿しよう!