エクソシスト

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「あーっ…。 今日もいっぱい壊したぁ! でもこんなに壊して大丈夫かな?」 今の俺は町を一つ破壊した後だった。 町を破壊したあとは気分がいい。 「さて、行くかな…。」 「待って!」 くるりと後ろを振り向くと女がいた。 ふわふわした栗色の髪。 見開かれた目。 青い澄みきった空のような目が俺を見据えている。 そんな女に俺は少し見とれてしまった。
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