女友達紹介

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  とりあえず・・・ しかたなく・・・ 僕もパスタあたりを注文。 さて・・・ 料理を待つ間に少しでも打ち解けないと ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 会話なし。 いや、ね? なんとなくわかるっしょ?場の雰囲気。 超硬。ダイヤモンド。 超有名シェフの試食パーティに呼ばれた2人の庶民が 緊張してひたすら料理を待ってるような空気感。 ・・・ ・・・ ・・・きつい なんか質問でもしないと。 ・・・よぅし 僕「B子さんって学生なの?」 B「う~ん」 僕「? 好きなミュージシャンとかいる?」 B「う~ん」 僕「ここのお店初めて?」 B「う~ん」 僕「なんか緊張するね」 B「う~ん」 って、どっちやねん!!www 「うん」の間の「~」はなんやねんw\(^o^)/w そりゃ関西人じゃなくても関西弁も出るっちゅうねんw 「うん」なのか?それは「うん」なのか?! てか話広がんねーーーーーww!!!!! YES、NOの二択クイズじゃねーッすよ先輩wwwwww ・・・・・・・・ まさかっ!! 僕はハッとした。 気が付いた。 「さては写真と実物のイメージが違うから食うだけ食って帰ろうって考えなのかも!」 なるほどね! それならすべての説明がつく。 うん、そうだそうに違いない。 そうと分かれば早めに食べて切り上げよう。 「とりあえず会ってあげて」 っていう約束は果たしたことになるし。 そう思い いや、そう願い ファミレスでの戦いを終えた。 僕「じゃあ、またね。A子さんによろしく。」 B「うん。じゃあまた」 そして不思議な一日は終わった。 しかし、 ここまではほんの序章に過ぎなかった・・・ ~つづく~
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