プロローグ

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あたしの親友は、かなり美人だ。 すれ違った男は、かなりの確率で振り替える。 ナンパされずに、道を歩けない。 でも、本人はそんなこと、気付かないのか、気付かないフリをしてるのか…、とにかく全く気に止めていない。 美人のクセに、しゃべるとコドモで 細いクセに、胸はでかくて、 切れ長の目なのに、ドキッとするほど甘い表情をする。 それがあたしの親友。 親友。 でも… いつからだろう。 あたしの心は 彼女といるときにだけ 曇って行くことに気付いたのは…。
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